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『キク英文法』をレビュー|短期間で文法の弱点を見つけたい人におすすめ
『キク英文法』は、大学入試や資格試験に必要な英文法212項目を7週間で学べるように構成された英文法教材です。
コンパクトな一冊ですが、基礎的な文法から比較的高度な文法まで幅広く収録されています。
「試験まであまり時間がない」
「文法は一度勉強したけれど、自分がどこを理解できていないのか分からない」
そんな方にとって、使いやすい教材です。
ただし、個人的には『キク英文法』を英文法を一から学ぶための教材として使うより、自分の文法の弱点を短期間で見つけるために使う方法をおすすめします。
『キク英文法』はどんな教材?
『キク英文法』には、大学入試や資格試験に必要とされる英文法が212項目にまとめられています。
出版社が示している対応レベルは、CEFR A1〜C1。
CEFRを知らない方には少し分かりにくいかもしれませんが、基本的な英文法から、かなり高いレベルの文法まで幅広く扱っているということです。
一方で、一つひとつの文法について非常に詳しく説明するタイプの教材ではありません。
広い範囲の文法をコンパクトに確認できるのが、この教材の大きな特徴です。
そのため、すでに英文法をある程度勉強したことがある方が、知識を確認したり、抜けている部分を探したりするのに向いています。
こんな人におすすめ
特におすすめしたいのは、試験まであまり時間がなく、英文法に少し不安がある方です。
例えば、
TOEICやTOEFLまであと1〜3ヶ月しかない
英文法は一度勉強したことがある
でも、どの文法が苦手なのか自分では分からない
という方です。
試験まで時間がない場合、英文法を最初からすべて勉強し直すのは効率的とはいえません。
すでに理解している文法に時間を使うより、自分が分かっていないところを見つけて、そこを重点的に勉強するほうが効率よく復習できます。
そこで『キク英文法』を、文法を学ぶためだけではなく、「文法の抜け漏れをチェックする教材」として使います。
時間がない人はCHECK 2から解いてみる
教材には基本的な進め方があります。
まずCHECK 1で例文と日本語訳を確認し、文法の解説を読みます。
音声で例文を確認したあと、CHECK 2の問題を解いていくという流れです。
時間に余裕がある場合は、基本的にはこの方法で進めて問題ありません。
ただし、試験まで時間がない方には、最初からCHECK 2の問題を解いてみる方法もおすすめです。
ある程度英文法を勉強した経験があるなら、すでに理解している基礎的な項目まで最初から勉強し直す必要はありません。
まず問題を解いて、自分の現在の理解度を確認します。
正解できたところは、ひとまずOK。
間違えたところがあれば、
「この文法は、まだ知識があいまいかもしれない」
と判断できます。
ここで初めて、その項目の解説に戻ります。
「問題を解く → 弱点を見つける → 復習する」
おすすめの進め方は、とてもシンプルです。
問題を解く
↓
間違えた問題を確認する
↓
自分の弱い文法を見つける
↓
その項目だけ詳しく勉強する
という流れです。
例えば、過去形と過去進行形を使い分ける問題を間違えたとします。
その場合は、そこで初めて該当する解説をじっくり読みます。
すでに理解している文法はどんどん進み、分からなかったところにだけ時間をかけるイメージです。
試験まで時間が限られているときには、この方法で文法の弱点を探していくと効率よく復習できます。
解説だけで分からなければ詳しい文法書を使う
『キク英文法』は、広い範囲をコンパクトにまとめている教材です。
その分、一つひとつの文法についての解説は要点に絞られています。
そのため、解説を読んでも、
「どうしてこの形になるんだろう?」
「もう少し詳しく知りたい」
と感じる項目が出てくることもあります。
そんなときは、『キク英文法』だけですべてを理解しようとせず、より詳しい文法書で、その項目だけ調べる方法がおすすめです。
例えば、『ロイヤル英文法』のような詳しい文法書を手元に置いておき、分からない項目が出てきたときに辞書のように使うこともできます。
『キク英文法』で弱点を発見する。
詳しい文法書で必要なところだけ理解を深める。
このように教材の役割を分けると、効率よく勉強できます。
「分かっているところ」に時間を使いすぎない
試験直前の勉強では、限られた時間をどこに使うかも重要です。
すでに何度も勉強していて、問題も正解できる文法を最初から復習するより、間違えたところや判断に迷ったところに時間を使ったほうが効率的です。
そのため、CHECK 2を解くときには、
間違えた問題
だけではなく、
正解したけれど、自信がなかった問題
もチェックしておくといいでしょう。
偶然正解しただけなのか、自分で文法を説明できるくらい理解しているのか。
そこまで確認すると、より正確に自分の弱点を見つけられます。
基礎から英文法を学びたい人には向かないことも
一方で、『キク英文法』があまり向いていないケースもあります。
それは、英文法をこれから基礎から学びたい場合です。
問題を解いてもほとんど分からない。
解説を読んでも「なぜこの答えになるのか」が分からない。
このような状態であれば、最初から『キク英文法』で広い範囲を進めるよりも、解説がより詳しい教材を使って、一つひとつ理解しながら進めるほうがいいでしょう。
また、試験まで十分に時間がある場合は、無理にCHECK 2から進める必要もありません。
教材本来の流れに沿って、例文や音声も使いながらじっくり取り組む方法もあります。
『キク英文法』は「文法の穴」を見つけるのに使いやすい
『キク英文法』は、英文法を一から詳しく教えてもらうための本というより、自分の英文法の穴を短期間で見つける教材として使いやすい一冊です。
特に、
試験まで時間がない
英文法は一度勉強したことがある
自分がどこを理解できていないのか分からない
という方は、CHECK 2を使って現在の文法力を確認してみるのも一つの方法です。
最初からすべてを勉強し直すのではなく、
できるところは進む。
分からないところで止まる。
必要なところだけ詳しく復習する。
限られた時間の中で英文法を復習したいときには、そんな使い方をしてみてください。
この動画では、
📌 『キク英文法』の特徴
📌 どんな方におすすめ?
📌 試験まで時間がない場合の使い方
📌 CHECK 2から始める方法
📌 文法の「抜け漏れ」を見つける方法
📌 逆に『キク英文法』が向いていない人
についてお話ししています。
私は普段、基本的には教材に書かれている方法に沿って学習することをおすすめしています。
ただ、『キク英文法』については、試験まで時間がない方には少し違った使い方もおすすめしています。
最初からすべての文法項目を勉強し直すのではなく、まず問題を解いて、自分が間違えたところ・知識が曖昧なところを見つける。そして、必要な文法だけを詳しく復習していく方法です。
特に、
「TOEICやTOEFLまであと1〜3ヶ月しかない」
「英文法は一度勉強したけれど、どこが苦手なのか分からない」
「文法を最初から全部やり直す時間がない」
「短期間で英文法の抜け漏れをチェックしたい」
「『キク英文法』をどう使えばいいか分からない」
という方は、ぜひ参考にしてみてください😊
逆に、英文法を一からじっくり学びたい方には、もう少し詳しく解説されている文法教材の方が向いている場合もあります。
『キク英文法』を「英文法を一から学ぶ本」ではなく、「自分の英文法の穴を見つける本」として使う方法も、ぜひ参考にしてみてください。
